女性ホルモンと自律神経は「同じ司令塔」でコントロールされている
実はこの2つ、脳の「視床下部(ししょうかぶ)」という場所からコントロールされています。
女性ホルモン → 卵巣に「ホルモン出してね!」と指令
自律神経 → 体温調整・睡眠・胃腸・呼吸などのバランスを調整
つまり、
視床下部がストレスなどで疲れると、どちらも一緒に乱れてしまうのです。
乱れがちなパターン
疲れやすい
気分のアップダウンが激しい
夜眠れない、朝起きられない
生理不順、生理前がつらい(PMS)
頭痛、肩こり、めまい
胃腸の不調
こういった症状が複数出ている場合、
「女性ホルモン」と「自律神経」両方のバランスが崩れているサインかもしれません。
女性ホルモンの変化が自律神経に影響を与えることも
特に更年期や、PMS(月経前症候群)、産後など、女性ホルモンの急な変動期には、自律神経も揺さぶられやすいです。
たとえば
エストロゲンの減少 → 交感神経が優位になりやすく「イライラ・のぼせ・不眠」へ
プロゲステロンが減る → 副交感神経がうまく働かず「だるさ・眠気・消化不良」へ
整えるためのヒント
朝の日光を浴びる
深呼吸、ぬるめの入浴でリラックス
体を温める(特にお腹・仙骨・足元)
リズムのある生活(起きる・寝る・食事の時間)をできるだけ一定に
そして、鍼や整体で体の深い部分から整えることもヒントのひとつ。
まとめると
女性ホルモンと自律神経は、まるで「連携プレー」
どちらかが崩れると、もう片方にも影響が出ます。
だからこそ、
ホルモンバランスが乱れやすい時期は、生活のリズム、ストレスケアも一緒に見直すことが大切です。